階段昇降機はレンタルできる?でも介護保険の適用外って本当?
階段昇降機は、高齢者が自宅で安全な生活を送るための福祉用機器です。
高齢になると、自宅でのけがや骨折といったアクシデントがあります。
その多くが階段や段差と言われており、段差はバリアフリーにすることで解消できますが、階段の上り下りについては、階段昇降機の設置によって負担を軽減できます。
階段昇降機の設置に関しては、介護保険の適用についても知っておきたいところですので、今回はそれも含めてお話ししていきましょう。
目次
階段昇降機の特徴
階段昇降機は、自力での階段の上り下りが難しい人のための福祉用機器です。
座ったまま階段をスライドして移動できるので、安全にラクに上下階を移動できます。
階段昇降機には「いす式」と「車いす式」があり、使う人に合わせて選ぶことができるのが特徴です。
昨今は、高齢者の骨折やけがの原因である、階段からの転落事故を防ぐ目的もあり、一般住宅での設置が増えてきています。
階段昇降機と聞くと、大掛かりな機器をイメージするかもしれませんが、狭い階段でも使えるような省スペースのタイプも多く、一般家庭でも導入しやすくなっています。
階段昇降機は介護保険の適用外?
残念なことに、階段昇降機は介護保険の適用外です。
「高齢者の介護のために使うのに、介護保険の対象外なんて!」と思われるかもしれません。
確かにその通りですよね。
介護保険では、介護のための住宅改修やベッドや車いす、手すり設置などの購入やレンタルで適用されるのですが、現時点では階段昇降機はその分類に含まれていません。
今後は対象になる可能性もないわけではありませんが、それがいつになるかは現時点ではわかりませんので、階段昇降機に関しては介護保険の適用は認められないという認識のほうが無難でしょう。
ただし、可搬型の階段昇降機の中には、専用の車いすが設置されたタイプがあり、それは介護保険適用可能になっています。
可搬型の階段昇降機は、資格を持った人のみが使うことが義務付けられているので、一般家庭での使用はまずないと考えられます。
自治体特有の補助金制度を活用
「介護保険での適用がなければ、階段昇降機は費用が掛かるから設置は無理!」そう考えてしまいそうですが、実はお住まいになっている自治体によって独自の補助金制度を設けていることが多いのです。
もちろんこれにも、さまざまな条件がありますから、あらかじめ確認しておくと安心ですね。
介護保険を利用できる福祉サービスとは
階段昇降機は介護保険の適用外となっていますが、ここでは介護保険で利用できる主な福祉サービスについてもお話ししておきましょう。
階段昇降機とは関係ないと思われるかもしれませんが、介護が必要な状態になる前から、介護保険について少しでも知識を持つことはとても重要です。
住宅改修や福祉機器購入・レンタル費用支給
階段昇降機は外れてしまっていますが、手すりや段差改修などの住宅改修、車いすやベッドといった福祉機器の購入やレンタルの費用が支給されます。
住宅改修については全額支給とは限りませんが、支給されるのはありがたいですよね。
施設入所・通所サービスの利用
特別養護老人ホームや介護老人保健施設などへの施設入所や、デイサービスやデイケアっといった通所サービスの利用ができます。
訪問型サービスの利用
訪問介護や訪問入浴などといった、自宅での介護サービスが利用できます。
介護保険の利用は認定を受けることが大前提
介護保険は誰でも使えるものではありません。
介護が必要な状態になったら、その状況を申請し認定を受けなければならないのです。
介護保険については、専門家である介護支援専門員(ケアマネージャー)が相談に乗ってくれますし、自治体の福祉課でも詳しく教えてくれるので、まずは相談をすることが先決だと言えます。
階段昇降機はレンタルできる?
階段昇降機は購入するだけでなく、レンタルすることも可能です。
ですが、どの階段昇降機もレンタル可能かということではなく、タイプが決まっているので、まずはどんなタイプがあるのか知っておくと安心でしょう。
階段昇降機をレンタルするメリットは、使わなくなった時点で返却できるということと、アクシデントがあった場合でも交換が可能ということです。
最新式のタイプに交換できることもあるので、購入するよりも商品の選択幅が広がることもメリットでしょう。
ただし、階段昇降機のレンタル費用も介護保険の適用外となっているので、自治体の補助が受けられるのであればそれを活用したいところですね。
まとめ
階段昇降機は、階段での事故を防ぐだけでなく、使いやすさも評価が高いです。
介護保険の適用外であることは残念ですが、自治体の補助を活用すれば費用を抑えることができるでしょう。
当社でも階段昇降機の販売と設置、レンタルも取り扱っておりますので、興味がある方、今後必要になるかもしれないという方は、お気軽にご相談ください。
