自宅介護に階段昇降機を導入しよう 特徴やレンタル費用について解説|階段昇降機(車椅子用・いす式)の設置販売なら神奈川のシティーリフトかわさき

受付時間 9:00~17:00044-750-0716

お役立ちブログBLOG

お役立ちブログ

自宅介護に階段昇降機を導入しよう 特徴やレンタル費用について解説

ご家族に脚が不自由な方や、ご高齢の方がいる場合、ご自宅の階段の上り下りには介助が必要です。
しかし、介助を人の手で行うと、どうしても転倒の危険性があります。

 

そこで、転倒リスクや介助の負担を減らすなどの自宅介護の強い味方が「階段昇降機」です。
この記事では、階段昇降機の特徴から設置費用までをご紹介します。
ぜひ階段昇降機を設置する際の参考にしてください。

自宅介護に階段昇降機を導入しよう 特徴やレンタル費用について解説

 

自宅介護の強い味方!階段昇降機の特徴とエレベーターとの違い

階段昇降機とは、自宅の階段を自動で上り下りする装置です。
自宅介護の強い味方と言われる階段昇降機ですが、ここからは以下について解説します。

 

● 階段昇降機の特徴
● エレベーターとの違い

 

階段昇降機について詳しく知り、導入の参考にしてください。

階段昇降機の特徴|いす式と車いす式の2つ

階段昇降機には、「いす式階段昇降機」と「車いす式階段昇降機」の2種類があります。

名称

特徴

使用に適している方

いす式階段昇降機

装置がいすになっており、腰をかけて利用できる

 

階段の上り下り以外の歩行に問題がない方

車いす式階段昇降機

装置がプレートになっており、車いすのまま利用できる

日常生活で車いすを使用している方

 

車いす式階段昇降機 装置がプレートになっており、車いすのまま利用できる 日常生活で車いすを使用している方

階段昇降機には屋外用もあるので、自宅入り口の階段などにも設置できます。

ホームエレベーターとの違い|価格やメンテナンス費用

階段昇降機以外にも、階段の上り下りの負担をなくす装置があります。
それは、ホームエレベーターです。

 

では、階段昇降機とホームエレベーターには、どのような違いがあるのでしょうか。
一覧表にまとめてみました。

項目

階段昇降機

ホームエレベーター

工事

小規模

大規模

住宅の強度

あまり関係ない

強度が必要

価格

安い

高い

工期

短い

長い

メンテナンス

定期的に行った方がよい

義務付けられている

 

固定資産税

課税対象外

課税対象

ホームエレベーターは、間取りの確保が必要となるので、その分居住スペースが少なくなります。
本体価格相場は、250~500万円となり、ここに設置費用がプラスされます。

 

固定資産税の課税対象であり、メンテナンスも義務付けられているため、取り付け後も維持費がかかる点に注意しましょう。

階段昇降機を導入する前のチェックポイント4つ

階段昇降機を導入する前に、チェックしておく点は次の4つです。

 

1. 階段の幅
2. 停止場所の広さ
3. コンセントの有無
4. 補助金

 

詳しくご紹介します。

1.階段の幅|70cm以上は必要

階段昇降機を導入する前に、階段の幅をチェックしておきましょう。
設置する階段のタイプ・装置の種類により、必要な有効幅は変わります。
次の表を参考にしてください。

階段のタイプ

必要有効幅

直線のみ

約70cm

 曲線あり

約75cm

最近の住宅は、階段幅が75cm以上確保されているケースがほとんどです。
しかし、築年数が経過している住宅の場合、階段幅が狭い可能性があるため注意しましょう。

2.停止場所の広さ|装置分の広さと動けるスペースが必要

階段昇降機を導入する前に、装置の停止場所の広さをチェックしましょう。
いす・プレート部分の広さと、装置から降りて行動できる広さが必要です。
階段のすぐそばに停止スペースが確保できない場合は、業者に相談しましょう。

3.コンセントの有無|家庭用コンセントでOK

階段昇降機を導入する前に、階段の近くにコンセントがあるかチェックしておきましょう。
階段昇降機は、バッテリーで動きます。

このバッテリーは、充電する必要があるため、普段家庭で使用している電圧100Vのコンセントが必要です。

 

階段の近くにコンセントがない場合は、コンセントを増設しなければいけません。
階段昇降機にかかる電気代は月々約100円~400円です。

4.補助金について|自治体によって異なる

階段昇降機の設置は、公的介護保険の対象ではありません。
しかし、お住まいの地域によっては、補助金が使える可能性があります。

 

階段昇降機の設置をお考えの方は、設置する前に一度、ご自身がお住まいの自治体に問い合わせてはいかがでしょうか。

階段昇降機は購入するといくら?|設置費用も解説

階段昇降機の本体価格と設置費用を一覧表にまとめてみました。

工期は、どのタイプでも1日で完了する場合がほとんどです。

 

本体価格と設置費用を合わせると、120~300万円ほどかかります。
初期費用を抑えたい方は、レンタルを考えてはいかがでしょうか。

階段昇降機はレンタル可能|設置費用も解説

自宅介護で活躍する階段昇降機は、レンタルも可能です。
階段昇降機をレンタルするメリットをいくつかピックアップしてみました。

 

● 不要になったら返却できる
● 途中でタイプを変えられる
● 初期費用が抑えられる
● 無料で点検してもらえる

 

レンタルだと、生活の変化により使用期間や種類を変えられるので、あまり無駄がありません。
ほとんどのレンタル会社は、無料で点検してくれるので、メンテナンス面でも安心です。

月々のレンタル料金には、次のパターンがあります。

 

● 使用料+設置費用
● 使用料のみ(別途設置費用を支払う必要がある)

 

使用料に設置費用が組み込まれているパターンの場合、レンタル期間が長くなるほど、割高になる可能性があります。

レンタル料金の相場を一覧表にまとめました。

階段昇降機のタイプ

階段のタイプ

レンタル料金相場

設置費用相場(取り付け工事・撤去費込み)

いす式

 

直線

1~1万7千円

 16万円~

曲線

2万7千円前後

 66万~

期間限定で使用したい方や、初期費用を抑えたい方は、レンタルを利用するのも1つの手です。

まとめ

階段の上り下りは、自宅介護のほんの一部かもしれません。
しかし、階段昇降機があると、転倒の危険性・体力の消費を少なくしてくれます。
ホームエレベーターに比べ、費用は安く、大規模な工事も必要ありません。

 

初期費用にお悩みでしたら、レンタルを検討してはいかがでしょうか。
この記事が、階段昇降機を設置する際の参考になれば幸いです。

 

シティリフトかわさきの階段昇降機レンタルについてはこちら

関連記事

  • 介護予防のためにトライしたい介護予防体操介護予防のためにトライしたい介護予防体操 男女ともに年々寿命が延びている日本ですが、それに伴って認知症などで介護が必要になる方も増えています。 平均寿命が延びるのに対して健康寿命が延び悩んでいる日本では、介護予防が重要な課題になっています。 今回は介護予防とは何か、介護予防体操はどんなものかをまとめました。 簡単 […]
  • 階段昇降機の設置に介護保険は適用される?階段昇降機の設置に介護保険は適用される? 階段昇降機の設置を検討している場合、介護保険が適用されるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。 階段昇降機は、体の不自由な方や高齢の方でも安全かつスムーズに階段の上り下りをサポートしてくれるので、高齢化社会の現代には必須の設備とも言えます。 当記事では、階段昇降機 […]
  • バリアフリー住宅で要となる階段の寸法とは?バリアフリー住宅で要となる階段の寸法とは? 高齢の方や体が不自由な方がいるご家庭であれば、バリアフリーにするのが鉄則です。 また、今は若くて健康な方でも、将来的には階段の上り下りが辛くなるかもしれないので、バリアフリーを踏まえた階段設計をする必要があるでしょう。 しかし、敷地面積が狭い場合は2階建ての住まいにする必要 […]
  • 足の筋肉の衰えはデメリットがいっぱい!簡単な筋力アップ方法を紹介足の筋肉の衰えはデメリットがいっぱい!簡単な筋力アップ方法を紹介 足の筋肉の衰えは、具体的な例としては、何もないところで躓く、階段の上り下りが辛い、長く歩くことが難しいなどが挙げられるでしょう。「年を取ってきたから仕方がない」という人も多いですが、実は足の筋肉は中高年になっても鍛えることが可能です。「そのためには、毎日特別な運動をしなければな […]
  • 入浴介助の手順と注意点入浴介助の手順と注意点 高齢者の介護の中で、食事や排せつなどと同じように、介助を必要とするものに入浴介助がありますよね。 入浴介助は「お風呂に入るためのお手伝い」と簡単に考えてしまう人もいますが、実は介助の中でいろいろな危険が潜んでいるのが入浴です。 せっかく入浴のお手伝いをするのなら、介助する側 […]
  • トランスファーとは何か?介護の現場で重要な役割を解説トランスファーとは何か?介護の現場で重要な役割を解説 介護においてトランスファーの技術は非常に重要です。 トランスファーとは、文字通り「移動」や「移乗」のことであり、介護される人をベッドから車椅子へ、または逆の移動を安全かつ効率的に行う方法を指します。   このプロセスは、被介護者の自立支援だけでなく、安全性を保つ […]
このページのトップに戻る